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2013年7月15日 (月)

タイニーハウス進捗状況

スープの森のタイニーハウスをお願いしている、ログのアトリエ・山林舎の野田さんの作業場に遊びに行ってきました。

もともと5月のイベント「かんじる比良」でお披露目するつもりでしたが、急いで作るより、じっくり楽しんで作ろう!との意見で一致。期日も決めず、「どこにも無いものを」、「基本的に手加工で」、「遊び心を忘れず」などなど話は盛り上がり、こだわりのタイニーログのコンセプトが出来あがってきました。(完成を楽しみにしてくれている皆様、スイマセン…)

「手加工で」。今回、この信念が野田さんエネルギーの大半を占めているようです(笑)。
朽木で育った杉の丸太を、皮をむき、ハンドヒューイングという技法でアックス(手斧)だけで削っていきます。機械で大まかにカットして、表面だけアックスで…、なんていう見せかけの手加工は使わない野田さん(笑)。なによりご本人が楽しんで製作しているのが嬉しいです。

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ノッチ(組み手)の部分ももちろんひとつづつ手加工。ダブテイルという組み方で組み上げます。完成すると8~9段くらい積み上がります。現在は3段目。

ハンドヒューイングの実演を見せてもらいました。ピンピンに研がれたアックスが、的確に手際良く丸太を削って行きます。さすが!

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私も体験させていただきました。が、なかなか狙い通りに削れずに悪戦苦闘。でも楽しい!

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現在の製作の悩みは、ノッチに見えてくる木口面の処理。手加工にこだわるとノコギリでカットが普通なのですが、今どきのノコギリは切り口がキレイすぎるので(笑)どうしようか、と相談されました。たしかにアックスで削った丸太のゴツゴツした表面とのギャップが少し気になりました。

チェーンソー切りっ放しの仕上げがイメージに近かったのですが、機械仕上げになってしまうと躊躇されていました。ログビルダーにとって、ノッチ部分は最大のこだわりどころなのですね。

こんな時は2人で昔の時代に思いをはせます。機械がなかった頃の先人達が、どのようにして暮らしていたか、どのようにものづくりと向き合っていたか。すると野田さん、何か思いついたかのように作業場の奥に取りに行きました。

持ってきたのがディスプレイ用に海外で購入したという、アーリーアメリカンなノコギリ数種類。錆び付いていたので適当に研磨し、さっそく試し切り。

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結果は見事イイカンジの木口面が現れました。(写真が無くてスイマセン)

こんな感じで、ひとつひとつじっくりとこだわりながら、時間を掛けながら、そして楽しみながら製作してくれています。

前述の通り、期日は決めていないのですが完成はとても楽しみ。雪が降る前には完成するかなぁ。私も時間があれば、ちょくちょく手伝いに行こうと思います。

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